夏祭りのボランティア

ボランティアで地元の神社の祭礼のお手伝いをやりました。
地域の子供会は、「子供会」の単位で神社の氏子となっています。ですので、神社の夏祭りは子供たち全員がおみこしをかつぐことになります。
毎年、そろいのはっぴにはちまき、白いたびをはいて、地域を練り歩くのを、子供たちは楽しみにしています。保護者である育成会にも仕事がまわってきます。運動会の時に出すような白いテントを道路脇や空き地に張り、やってきた子供たちをねぎらってやるのです。冷たいジュースや冷やしたおしぼりをふるまい、真っ赤になって湯気を立ち上らせている子供たちも、それを楽しみにしています。
当番の仕事は朝から始まります。最初にテントを張ります。町内会のおじいちゃんたちは毎年のことですっかり手慣れているので、指図に従って、白い大きなテントを引っ張り出したり、支柱をロープで引っ張って、いっせいに起こしたりします。それから大きな金だらいに水を張り、氷屋さんから届いた氷をアイスピックで割って、たらいの中に浮かべます。
そうしていると、今度はジュースが届きます。昨今の少子化の影響で、子供の数はずいぶん減ったとはいえ、地域の子供が一堂に会するのですから、その数はずいぶんになります。もうひとつの氷を張った金だらいには、冷たいおしぼりを用意します。
やがて、子供みこしが神社を出た、という連絡が入ってきます。三十分もすれば、こちらにやってくるでしょう。私たちもうちわを出したり、救急絆創膏の用意をしたり、準備に熱が入ります。
遠くから、よいやさー、よいさ、よいやさー、よいさ、というかけ声が聞こえてきました。みこしの到着です。おまわりさんに先導されて、道路を渡って子供たちのみこしがやってきます。
真っ赤な顔をした子供たちは、空き地でぐるぐるとまわります。あたりの人もいっしょにかけ声をかけ、みこしを応援します。
ひとわたりそれが終わると、小休止です。
ゆでだこのようになった子供たちに、おしぼりとジュースを配ります。
それからケガをした子の応急手当です。タビをふだんはきつけない子供たちは、足の指の間にすぐにクツずれができてしまうのです。痛そうな顔の子に、これで楽になるからね、と声を掛けながら、張ってやります。
そうこうしているうちに、休憩も終わり。子供たちはふたたびはちまきをしめなおし、おみこしをかついで、やってきた道を帰っていきます。
そいやー、そいや、というかけ声が小さくなるのを聞きながら、私たちも撤収を始めるのでした。